■年齢
審査のポイントの１つとして年齢がありますが、年齢制限に関して大抵のキャッシング会社は満20歳以上を掲げています。学生専門のキャッシング会社や、学生向けのキャッシング商品には18歳以上であれば融資を行う所もありますが、18歳以上の相手に貸付を行う所は、ほとんどといっていいほど金利が高く設定されています。やはり年齢的な信用の部分で、キャッシング会社のターゲットは自由に使えるお金の多い20代後半〜30代の独身者だと言われています。
以上を踏まえて判断すると、単純に年齢だけ考慮すれば20代後半〜30代の特に独身者が審査を通りやすい傾向があります。しかしキャッシング会社のスコアリング審査の位置づけとして、「年齢」は居住年数や他社申込状況と比べると重要度は低いので、審査の通りやすい年齢でなくとも、その他条件を満たしていればキャッシング会社は融資をしてくれます。
■住居形態
住居形態や居住年数はスコアリング審査の重要な要素の１つです。
まず最も評価が高いといえるのが、自己・家族所有の持ち家や分譲マンションであるケースです。所有の持ち家や分譲マンションの場合は、そう簡単に引っ越しをするわけにはいかないので、住所が変わりにくく連絡が取りやすい点が高評価のポイントになります。信用といった点で成り立ってる取引ですので、例え返済が遅れた場合でも返済を促す連絡が確実に取れる顧客であると認識されればスコアリング評価が高くなります。
また持ち家の場合は家賃がかからない点や、賃貸等に関しても給与に対して家賃が安い場合は高評価の材料となります。家賃がかからなかったり、格段に安い場合は固定費の支出が少ないということですから、キャッシング会社への月々の返済が難なくできると判断され評価が高くなります。
但し、マイホームを購入したばかりの場合や住所を転々としてる場合は月々の住宅ローンに追われてる可能性やまた引っ越しをして連絡が取れなくなる点を危惧され、評価が下がってしまう可能性があります。居住年数が長いということは、住宅ローンを完済している可能性が高いですし、１つの住所に長く留まっている人は、引越しをしにくいと考えられるからです。
・評価の高い順に並べると以下の通りになります。
★★★★★★★★一戸建て（家族所有・自己負担無）
★★★★★★★分譲マンション（家族所有・自己負担無）
★★★★★★一戸建て（自己所有・自己負担有）
★★★★★賃貸マンション
★★★★社宅
★★★借家
★★アパート
★寮
※上記評価は一定のスコアリングモデルを基準としております。審査内容は各社によって異なり信用力を保証するものではなく、ローンの成約を明示的にも、黙示的にも保証するものではありません。
■その他審査でチェックされる４大要素
・年収、勤務先、勤務年数
・他社借り入れ状況と申込状況